# アラート

主要データ変動を監視し、異常を検知した際にメッセージをプッシュします。ビジネスの現状をタイムリーに把握し、不必要な損失を減らし、チャンスをすぐに発見するのに役立ちます。

# アラート作成

ナビゲーションバーの上部にある「その他→アラート」をクリックするか、「イベント分析」に分析指標を直接追加し、アラートを作成できます。

アラート名：全角24文字以内
タイムゾーン：プロジェクトタイムゾーンが有効に設定されている場合、アラート指標の計算用にタイムゾーンが選択可能です。
監視頻度：「時間単位」または「日単位」のアラートタスクの実行が選択可能です。
アラート時間帯：通常、アラート指標値には一定の時系列の波動があります。例えば、一般的にプロダクトの深夜時にはアクティブユーザー数が少ないため、通常の時間帯に対するアラートルールがその時間帯には適用されない場合があります。この場合、アラートの時間帯を構成し深夜時には通知を行わない設定もできます。

指標を簡単に追加したり、数式を編集したりできます。

グループ項目を追加し、特定のグループの指標値の監視を指定できます。

次のアラートルールを使用し、指標に変化があるかどうかを判断できます。

固定値と比較：固定値より低いか高い場合に異常と判断します。
- アクティブユーザー数が固定値を下回った場合はアラームされます
- 業務の安定期に適しています
相対値と比較：前の期間または同じ期間と比較します。
- アクティブユーザー数が前日の同じ期間の30%を下回った場合はアラームされます。
- 業務の着実成長期に適しています
統計分布と比較：過去期間における指標の平均値と比較します。
- 過去24時間のアクティブユーザー数が平均アクティブユーザー数を下回った場合はアラームされます。
- 「相対値比較」に比べ、ごく一部の異常データによるアラート判断への影響を排除できるメリットがあります。
予測値と比較：予測値の上限を超えたか、予測値の下限を下回った場合はアラートされます。
- 明確なアラートルールがない場合は、予測値アラートを選択できます
- 予測モデルのアルゴリズムは Hannan-Rissanen アルゴリズムを採用しており、アルゴリズムの論文はこのドキュメント (opens new window)を参照できます。

データは生成から格納まで一定の転送プロセスを必要とします。アラートタスクの統計データの完全性を確保するために、プロジェクトデータの遅延に応じてアラートタスクの計算時間を適切に遅らせることができます。

複数の通知チャネルが対応されています。

１プロジェクトに対して最大50個までのアラートタスクを並行して実行可能です。従って、51個目以降のタスクは保存されません。

権限明細	ルートアカウント	プロジェクトオーナー	アナリスト管理者	アナリスト	メンバー
アラート管理を閲覧	◎	◎	◎	△	×
自作のアラートタスクの追加、編集、削除	◎	◎	◎	△	×
他のメンバーのアラートタスクの編集、削除	◎	◎	◎	△	×

権限説明：

◎ 該当ロールに必ずある

○ 該当ロールにデフォルトであるが、なしでも可能

△ 該当ロールにデフォルトでないが、付与可能

× 該当ロールに必ずない