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# 条件、First or last、指標値タグ

データ条件タイプによって定義されるタグには、条件タグ、First or lastタグ、指標値タグ、SQLタグの4種類があり、最初の3つのタグについては、タグ作成ページで簡単な構成でタグ定義を完了することができます。

# 条件タグ

一定期間内の行動に従ってユーザーにマークを付ける必要がある場合は、条件タグを選択できます。条件タグの種類は次のとおりです。

分類 条件タイプ 説明
ユーザー行動類 参加あり 指定された時間範囲内で、指定されたイベントを実行した
参加なし 指定された時間範囲内に、指定されたイベントを実行していなかった
ユーザープロパティ類 プロパティが条件を満たす ユーザーの指定されたプロパティが構成条件を満たしているか、または満たしていない

複数の条件の論理式を構成することで、タグ値の条件を組み合わせることができます。具体的には次の図のようになります。

タグの下に複数のタグ値を追加でき、ユーザーは一意のタグ値でのみタグ付けできます。タグ値の順序で、最初に基準を満たすタグ値でユーザーが付与されます。タグ値は、作成時に条件式と同時に設定する必要があります。

条件タグは行動シーケンスが対応

ユーザータグ→ 条件タグで、「順次実行/順次未実行」を条件として使用し、同じ行動シーケンスの条件を持つユーザーにタグを作成することができます。

ユーザーは「順次実行/順次未実行」という条件を選択後、続けてイベントを追加し、そのイベントでフィルター条件を同期設定すると、該当ステップの条件設定が可能です。また、イベント間に時間ウィンドウやプロパティフィルター条件なども追加できます。すべてのイベントが順序通りに設定された後、この条件タグが生成されます。

事例:

上記図のように【過去7日間】に新規登録されたユーザーの中で、順次【登録】・【ログイン】を行い、ログイン後1日以内に【課金】を完了且つログイン後に【プレイヤーレベルアップ】を行っていないプレイヤーは「Aクラスのユーザー」としてタグが付けられます。これにより、このタグが付けられたユーザーグループを対象とした分析が容易になります。

# First or lastタグ

このタグタイプは、ユーザータグ値として指定された期間内に最初または最後のターゲット行動が発生した際に、ユーザーの行動、行動環境パラメーターなどを直接にマークする必要がある場合に使用されます。

このタイプのタグの構成は次の図のようになり、イベントプロパティ (下図の課金金額) を選択すると、そのプロパティ値がユーザーをマークするためのタグ値として直接使用されます。

対象イベントの初回実行時にプロパティに応じてユーザーをマーキングすることができ、タグ値の異なるユーザーのフォローアップデータを比較することで、最終的なコンバージョン効果に応じてより良い初回トリガー方法を選別することができます。初めてのユーザーの広告パラメータをマークするなど、サイトへのコンバージョンするには、より良い広告施策を選別できます。また、ユーザーの最後に実行したときのプロパティをタグとして使用してユーザーをマークし、最後にアクティブになったときのユーザーレベルなどのプロパティ値の分布を分析することで、ユーザーの全体的な状況を把握できます。

注意:イベント実行しても、選択したプロパティ値が空の場合、ユーザーはタグ値を計算できない、つまりタグを使用してマークを付けることができないことに注意してください;タグの分析主体がイベントプロパティの場合、イベントドロップダウンリストでは、イベントプロパティのあるイベントのみを選択できます。時間または時間タイプのプロパティでは、選択したタグのタイムゾーンへのオフセット値がタグ値として使用されます。

# 指標値タグ

このタグタイプは指定された期間におけるユーザーの行動プロパティの集計指標を使用する必要がある場合に使用されます。

このタイプのタグの構成は下図のようになっており、ある行動プロパティを集計対象として選択し、そのプロパティの集計結果をタグ値(下図の課金金額の合計)とします。

指標値タグは、下図に示すように、指標式で定義することも対応します。

注意:ユーザーが式の一部のイベントにのみ参加する場合、非参加イベントのプロパティ値は0であり、ユーザーは引き続きタグでマークされる可能性があることに注意してください。式の除数が0の場合、ユーザーはタグ値を計算できません。