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# LT、LTV及びROIを計算

「同時表示」はリテンション分析の高度機能であり、リテンションユーザーのより詳細な分析を行い、LTVやROIなど、このユーザーグループの他指標のパフォーマンスを表示できます。また、テンプレートセンターでLTVとROIのテンプレートを見つけ、すばやく構成することもできます。

# LT指標構成

LTはユーザーのライフサイクル(Life Time)を指し、ユーザーのアクティブ状況を測定するために使用されます。例えば、2月29日のLT3 = 2.02は、2月29日に追加されたユーザーが3日間で平均して2.02日間アクティブしたことを意味します。

# LTV指標構成

LTVとはユーザーのライフサイクル価値(Life Time Value)のことで、1人のユーザーが新規登録時から課金金額の周期累計です。

1月1日に開始イベントを完了した M 人のユーザーがいると仮定すると、7日の課金金額の一人当たりの周期累積値は、1月1日から1月7日までのM人のユーザーの課金金額の合計/Mであり、この指標は7日LTV; 同様に30日LTV、60日LTV、または180日LTVなどをすばやく表示できます。

# ROI指標構成

ROIとは広告配信の質と収益を評価する重要な指標であり、累積課金金額/広告コスト費用として定義されます。ROIは時間の経過とともに増加し続けます。ROIが1より大きい場合、黒字だと考えられます。N日目は黒字した期間です。

LTVとは異なり、ROIは開始イベント日の広告コストを含み、「指標編集」をする必要があり、次の条件に従って設定できます

  • 復帰ユーザー指標:課金イベントの課金金額の周期累計合計
  • 開始日付指標:広告コストイベントのコスト合計
  • 指標計算:復帰ユーザー指標 ÷ 開始日付指標

# 同時表示指標の説明

同時に表示される指標の中で、復帰ユーザー指標の事前計算方法は以下のいくつかが含まれています。

プリセット計算方法 計算ロジック
総回数 第N日/週/月に発生したイベントの回数
総回数の周期累積合計 当日/週/月の総回数+第1日/週/月の総回数+……+第N日/週/月の総回数
総回数の周期累積一人当たり値 総回数の周期累積合計 / 初期イベント人数
トリガーユーザー数 第N日/週/月に発生した再訪イベントの人数は、当日/週/月内で重複排除
トリガーユーザーの周期累積合計 当日/週/月にトリガーされた再訪イベントの人数+第1日/週/月にトリガーされた復帰イベントの人数+……+第N日/週/月にトリガーされた再訪イベントの人数、人数は当日/週/月で重複処理
トリガーユーザーの周期累積平均値 トリガーユーザー数の周期累積総和 / 初期イベント人数
一人当たり回数 総回数 / 初期イベント人数

イベント分析の分析指標とは異なり、上記の計算方法以外に、数値型およびブール型のイベントプロパティ、および特定の計算方法を選択することができます。

プリセット計算方法 計算ロジック
合計 第N日/週/月に発生したイベントの数値プロパティ値を合計
一人当たり値 合計 / 初期イベントの人数
周期累計合計 当日/週/月の合計+第1日/週/月の合計+……+第N日/週/月の合計
周期累計一人当たり値 周期累計総和 / 初期イベント人数

ブール型のプロパティ:

真の数、偽の数、nullの数、nullでない数

注意すべきは、「ユーザー」を指標として表示する場合、それはリテンション分析モデルで選択した分析主体を意味しますが、指標を切り替えて同時に表示することはサポートされていません。

# 同時表示指標の可視化

テーブルには同時表示指標が継続人数、継続率指標とともに表示されます。

「指標の編集」 で開始日付指標を構成した場合、テーブルには開始日付指標の特定のデータ結果も表示されます。

また、「同時表示データのみ表示」にチェックを入れ、「N日目継続」と「デイリーリテンション」で確認することもできます。